PEDIATRIC小児歯科
子供からはじめる、歯と健康の医療教育
みなさんが、小児歯科に求めることは何でしょう。
痛くしない治療でしょうか?
短期間ですむ通院でしょうか?
その前によく考えてみてください。
お子さんにとって一番幸せなことは、健康な「歯と口腔」であることです。匠歯科医院では、「歯と口腔」が病気にならないためのサポートをしています。

キッズクラブ
キッズクラブとは、歯科医院とご家庭でお子様の歯の健康を見守るための取り組みです。
デンタルノートや、スタンプカードなどを使い、
お子様ご自身にも楽しみながら歯磨きや予防の大切さを知ってもらうことができます。
キッズクラブは年会費無料!(入会金 ¥500)
対象年齢は0歳〜12歳(小学生)までとなります。
デンタルノートはいっぱいになったら新しくいたします。(無料)
定期検診を受けられているお子様に限ります。
お口の健康はマイナス1歳から
生まれてくるお子さんが一生健康な口腔でいるためには、お腹の中にいる時からスタートしています。
赤ちゃんがお腹にいる時、そして産まれてから最も時間を共にするお母さんのお口が健康であることが大切です。
左のグラフは定期的に歯科医院でお口の清掃をしているお母さんと、していないお母さんとで、子供が虫歯に感染する割合の違いを現したものです。お母さんがお口をきれいにしていると、子供も虫歯になりにくいことがわかります。

0歳のお口は虫歯菌0
生まれたての赤ちゃんには虫歯菌はいません。その状態で一生感染しなければ虫歯にはならないのです。
虫歯とは虫歯菌によって引き起こされる感染症、つまり病気なのです。
虫歯菌はかぜのウイルスにように、だ液によって人から人へと簡単にうつり、一旦お口に住みつくとほとんどなくすことはできません。
左のグラフはお母さんのお口の中のバイ菌の数と、その子供たちが虫歯になる割合を現しています。お母さんのお口にバイ菌が多いと子供も虫歯になる可能性が高くなることがわかります。

感染の窓
感染の窓とは、虫歯菌に感染しやすい特に危険な時期のことで、乳歯の奥歯が生えてくる1歳半から3歳くらいの間のこと言います。
虫歯の原因菌であるミュータンス菌が感染する時期が遅ければ遅いほどお子さんの虫歯予防に繋がります。

小児歯科 基本診療の流れ
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STEP 1カウンセリング・説明
今日行う治療の内容を説明の上、アシスタントが診療室にご案内します。
(初めての時は保護者の方も一緒にお入りいただきます。)
次回以降は、保護者の方の御希望、お子さんの年齢や性格を考慮し、同室していただくかを決めます。 -
STEP 2使う器具の説明
まずは、治療に用いる器具を見て、触って遊びながら慣れてもらいます。
そこで恐怖心を抱かないように説明をしてから治療を開始します。 -
STEP 3治療
子ども達は、口の中に水が入ってきてもためておくことが難しく、口呼吸をしようとして苦しく感じる場合があります。また、治療で用いる薬液や切削片が口腔内に入らないように安全に治療するためラバーダム(ゴムのマスク)を使用して治療を行います。
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STEP 4お子様のための治療方法
痛みの少ない治療のために歯肉に麻酔の注射をします。針の痛みをなくすために表面に塗る麻酔と非常に細い針を使用します。また、当院では必要であれば電動麻酔器(電圧の弱い圧で一定量の薬液を注入)を使用し、痛みを軽減する事もあります。
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STEP 5治療終了
治療終了時は、虫歯のなくなった綺麗なお口の写真を記念に撮ります。たくさん褒めてあげてくださいね。ご希望によりフッ素塗布をします。今後は虫歯をつくらないように定期的な健診で見せてくださいね。